令和7年度奄美・屋久島観光共創事業(ガイド交流事業)

2025年12月4日から7日にかけて、鹿児島県主催による奄美・屋久島観光共創事業(ガイド交流事業)に参加しました。本事業は、県内の世界自然遺産地域におけるガイド同士の交流と、今後の島間連携・人材育成を目的として実施されたものです。

12月4日・5日は奄美大島にて主要エコツアーの視察および討論会が行われ、6日・7日は徳之島にて同様のプログラムが実施されました。
本事業には、屋久島公認ガイド8名、徳之島認定ガイド2名、奄美大島認定ガイド6名が参加しました。

奄美大島でのプログラムでは、奄美側ガイドが中心となり、マングローブカヌー、ナイトツアー、金作原散策などのエコツアーを実施しました。
当社代表・古株聖也は、マングローブカヌーツアーおよびナイトツアーのガイドを担当し、島ごとの自然環境・生態系の違いに着目した解説を行いました。

その後、徳之島へ移動し、闘牛文化体験、ムシロ瀬、犬の門蓋、世界遺産センター、義名山の森、カムィ焼きの森など、主要フィールドを巡る視察を実施。移動中は徳之島ガイドによる車内解説も行われ、地域ごとのガイディング手法や解説構成について学び合う機会となりました。

討論会では、若手ガイドの育成、世界自然遺産地域間の連携強化、今後の共同事業の可能性などについて意見交換を行い、継続的な協力関係構築に向けた基盤づくりが進められました。

本事業を通じて、県内離島ガイド同士のネットワークが強化され、今後の広域連携の展開に向けた第一歩となりました。
2026年2月には屋久島にて本事業の報告会が予定されており、引き続き参画予定です。