一般社団法人NEDI主催のイベント「わんため、なんため、まがんため2025」において、リンクアドベンチャーズ代表の古株聖也が環境教育プログラムの講師を務めました。
このイベントは奄美大島の豊かな自然を次世代へ繋ぎ、ウォーターマン育成を目指すキッズサーフィンイベントで奄美大島の小中学生を対象に3年連続で開催されています。今年のプログラムは、ビーチクリーン、海洋環境学習、海の安全教室、そしてサーフィン体験会と非常に充実した内容で行われました。


環境教育プログラムでは「ゆりむん」をテーマに海に流れ着く漂着物をテーマに30分間お話をしました。
「ゆりむん」とは、海の向こうの世界ネリヤカナヤからの贈り物をさす奄美大島の言葉です。昔の人たちは浜に漂着する木や貝殻、土器などをゆりむんとしてありがたく受け取っていたことと比較し、現代では大量のゴミなどが流れ着く現状を子ども達に考えてもらいました。
「どのようなものが流れ着いているか?」と問いかけたところ、「マイクロプラスチック」と小学校低学年の子どもから答えが出た時は感心しました。


海に流れ出るゴミの出どころや、私自身がハワイからのボトルレターを拾った経験などを紹介しつつ、子ども達にきれいな海を守るために出来るアクションを考えるワークを行ったりと、なるべく興味を持って話を聞いてもらえるよう工夫をしました。
このイベントを通して子ども達の普段の意識の中に少しでも海への関心が芽生えれば幸いです。
イベントの様子は下記からご覧いただけます。